愛する彼女を裏切りたい男はいない
1話目 男は自分の子孫を残す為に本能的に浮気をする生き物
2話目 男の浮気相手に求める条件は『まだ見ぬ女』ということだけ(ほぼ誰でもいい)
ここまでの千日のブログでは、男というものが邪悪なもののように扱われていますが、あくまで生き物として、元来そういう傾向を持っているということであり、男に罪はありません。
むろん実際に行動に移すかどうかについては個体差があり、加えてここに書かれていることは、すべからく私見です。
登場人物の紹介
A 正論のA面(ベム)
B シニカルなB面(ベラ)
C 子供のC面(ベロ)
………
ベラ「それで、どうすればいいんだ?」
ベム「どうもしなくていいんだよ、実体が無い、所詮ファンタジーなんだから」
ベラ「ふざけるなよ、3回もブログを読ませてそれじゃ読者が納得しないぞ」
ベロ「何もしないと、浮気しちゃうじゃん。自分磨きとかは?」
ベム「自分磨きは、今の彼氏じゃなくて、よりいい男をゲットしたいならお勧めだけどね。既に知ってる女が少し変わった位では、その変化にすら気付かないだろう。しかしまあ。やり方が無い訳ではない。あまりお勧めしないが…」
ベラ「それが需要なら、言うべきだろう」
ベム「うむ、まず男は浮気はイケナイコトだと倫理観から学習しているし、愛する彼女を悲しませたくないんだ、本能は別としてね」
ベロ「自分がされて嫌なことはやっちゃダメだよね」
ベラ「そんなことは皆知ってる」
ベム「つまり浮気をする、その行動の前段階に、倫理観という一線を越えるというプロセスがあってそれをある程度未然に防ぐ手法はある」
ベラ「回りくどいぞ」
ベム「一線を越える『動機』可能な『環境』こうなったのは彼女のせいだという『正当化』この3つの要素をシラミ潰しに潰せばいいんだ」
ベラ「直接的だな」
ベロ「具体例を言ってよ」
ベム「まず『動機』だな、これを抑えるのがいかに困難かは既に話した通りだ、男のファンタジーの強さは男にもよるし、これを抑えるために女が自己投資しても男は気付かない」
ベロ「うん、ヘアスタイル変えたとか、正直わかんないし」
ベム「順番が前後するが『正当化』、これは要は自分に落ち度を作らないことだけど、いわゆる尽くす女になる」
ベラ「浮気されてもしょうがない、というような言い訳をさせないってことか」
ベロ「でも慣れると『それが当然』と思うようになるよ。度が過ぎて男がだめんずになる漫画があるね」
ベム「匙加減が難しい所だな。最後は『環境』だ。これが一番簡単だから多くの女性が実践してる」
ベラ「わかって来たぞ、浮気出来ないようにマメに連絡したり、男からのマメな連絡をルールにしたり、行動を制限するんだな」
ベロ「あと、余分なお金を持たせないようにお小遣いを少なくしたり、経済的な隔離だね」
ベム「お勧めしない理由がわかって来たかな?やり過ぎると行き着く所は?」
ベラ「マトモな男は逃げる、マトモじゃない男は、つまりヒモだ」
ベロ「本末転倒ってことか」
ベム「それに、こうやって束縛しないと不安な女性はかえってヒモに引っかかりやすいんだよ、本当はこれが問題なんだ。お互いがハッピーな間はいいんだけどね」
まとめ 本能に勝る愛
浮気をする男は頭ではダメと分かっていながら、本能の声に逆らえなかった訳です。本能は理屈じゃないんです。
ついつい居眠り=睡眠欲
ダイエット失敗=食欲
こういう事の延長にあるのが、男の浮気です。本能を抑えるのは理性しか無い?
いいえ『愛』があります。
愛とは甘い言葉を囁くことではありません。相手をわかろうとする想像的努力です。
「わかろう」とする意志、これは何か。言うまでもない、優しさである。
わからないものをわかろう、自分ではない他人をわかろう、この想像的努力のまたの名は、ほかでもない、愛である。
愛のない人にはわからない、愛のない人が、わかっている以上のことをわかることはありえない。
なぜなら、最初から、わかる気がないからである。
わかる気のない人に、なぜわかるわけがあるか。
愛していないものを、なぜわかる気になれるか。
『幸福に死ぬための哲学ー池田晶子の言葉』より
浮気をする男は、その衝動の瞬間、この浮気がどれだけ貴女を傷つけ、悲しませるかについての想像力が働かなかったのです。
夫、彼氏(男)が浮気をする(した)のは私を愛してないからか
即、こう考えてしまう関係ならば、早めに別れた方がお互いのためだと思います。
もし、そうでないならさらに読み進めてください。
彼の衝動的な本能の発露に対抗するために最も有効な呪文があります。
男に理解出来る直接的な言葉でこう言い続け、浮気によってあなたがどれだけ傷付くか、男に想像させることように仕向けるのです。
もしもあなたが浮気をしたら、私は凄く悲しい
もしもあなたが浮気をしたら、私は立ち直れないほどに傷付く
だから浮気しないでね
あなたをわかろうとする気持ちがあれば、浮気の衝動が来た時、この呪文が彼の本能の発露を抑え、ストップがかかります。
これでストップがかかるのは、彼があなたを愛しているからなんです。
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