雑記ブログからステップアップする方法
どうも千日です。初心者ブロガーの多くは千日のように雑記ブログから始める人が多いのではないでしょうか。
- 好きな事を書く
- 毎日書く
こうやっていれば、自然と雑記ブログになってしまうものです。『なってしまう』という表現は千日の本意ではありません。雑記がブログの王道だと思っています。
ただ、雑記ブログのブロガーさん達の多くが自虐的な文脈で『雑記』と云う言葉を使うので、このような表現を取りました。
そして同時に多くの人が頭打ちになると言っている雑記ブログの効率的な成長方法を提案したいと思います。あくまでメインサイトを雑記ブログとする方法です。
では始まり始まり。
アクセスが頭打ちになる理由は記事の陳腐化
当初は調子よく伸びていたアクセスが頭打ちになる。これはよく聞く事です。頭打ちになる理由については色んな理由があるんでしょうけど、普遍的に言える事は記事の陳腐化です。
記事数が一定以上になると、記事の陳腐化のスピードと更新のスピードの追いかけっこになります。
陳腐化する記事の数が増えると、サイト全体の陳腐化のスピードが上がります。記事数が増えたらいつかは更新のスピードを抜いてしまう訳です。
これが頭打ちの仕組みであり、どんなに優れた書き手にもやってくる逃れようの無いサイクルです。
記事の陳腐化に抗うサイトの新陳代謝と優れたサテライトサイトへの再生
どうすれば陳腐化のスピードを抑えられるか。普遍的な価値ある記事を書けば良いんですけど、そういう記事だけアップするなんて普通の人には到底無理ですよね。
そこで、多くのブログがとるのが下記の方法です。千日もこの前やりました。
- 過去のダメ記事を削除
- 古い情報をリライトして更新
しかし、こういう記事をどうします?
- 内容はちゃんと書けていて検索でもソコソコ上位
- でもメインのテーマやキーワードが古いので検索する人が少ない
- たまーに検索されてはいる
消してしまうには偲びなく、かといって残すとサイト全体の陳腐化に拍車がかかるような記事です。こういう記事は、そのテーマやキーワードにコアな興味を持つ人にとっては凄まじく価値があるんです。
これをハードコア記事と呼びます。
ハードコア記事だけを集めれば特化ブログとして再生できます。
そしてその特化ブログからメインの雑記ブログの関連カテゴリーにリンクさせるのです。
その特化ブログは極めて優れたサテライトサイトとしてメインサイトの検索エンジンからの評価を上げてくれるでしょう。サテライトサイトからのリンクは相互リンクではなく一方通行とします。
また、特化ブログはかつてメインサイトでPVを稼ぎまくった優れモノです。読者を高い確率でメインサイトに誘導して来ます。
そして、ご存知の通り特化ブログは検索エンジンの評価が高いですから、メインサイトの雑記ブログにいた時よりも検索上位に表示されるでしょうから、集客力と収益力もレベルアップします。
サテライトブログはメインサイトととは別のブログサービスで立ち上げます。メインサイトと同じブログサービスでは検索ロボットから、内部リンクとして判断されてしまうからです。オススメはGoogleのブログサービスBloggerです。
- 無料
- アドセンスが貼れる
- Google運営の絶大な安定性
サテライトブログにも広告を貼りたいなら一番のお勧めです。
下準備として過去記事の修正を行う
千日のブログは色んな事をテーマにしている典型的な雑記ブログです。千日のブログを例にどんな記事をサテライトの特化ブログに移すかを説明します。
おっとこの作業をやる前に過去記事の整理と更新をある程度やっている事が前提ですよ。イケテナイ記事をサテライトに移しても、サイトが二つに分割されただけの効果に留まります。
サテライトサイトの記事はメインサイトと同等かそれ以上である事で最大の効果を発揮するんです。
第一候補は時事ネタ
やはり陳腐化といえば時事ネタですよね。千日が『社会経済ニュース』で更新している記事です。力を入れて書いてますので、自分で言うのもなんですけどかなりのものです。
- 内容はちゃんと書けていて検索上位
- でもキーワードが古いので検索する人が少ない
- たまーに検索される
前に上げた例そのままの記事です。これらのうち古い記事を事件毎にカテゴリーにして特化ブログに移します。
例えば、東洋ゴムの免震偽装事件は一時期世間を賑わせましたが、最近全然聞かないですよね。でもたまーにコレを検索する人っていうのは、タワーマンションの購入を検討している人が多いでしょう。
千日のメインサイトのマンションカテゴリーに誘導する事が可能であり、広告に興味を示す可能性が高い。
マンションの耐震偽装ニュースの専門サイトからリンクされているメインサイトは検索エンジンの評価もアップする。
対ユーザー・対検索ロボット共に良い事尽くしという訳です。
メインサイトの陳腐化を大幅に食い止め、かつ検索流入を増やすという一挙両得のパターンですね。
一時期は良く書いたが最近は書かなくなったカテゴリー
これは、世間で陳腐化したのではなく、自分の中で陳腐化した記事の集まりです。それなりに検索流入もありますけど、新たなネタが投稿される事が無いカテゴリーですね。
こういうカテゴリーは、頻繁に更新している同系統のカテゴリーに吸収させるか、若しくは特化ブログとして外に出す事を検討します。
既存カテゴリーに吸収させるパターン
メインサイトに同系統で今も頻繁に更新しているカテゴリーがある場合は、そのカテゴリーに吸収させてしまいます。
記事の増えないカテゴリーは検索エンジンからの評価を下げてしまいます。対ユーザーでは、カテゴリーにしなくても内部リンクで関連記事へのリンクを貼っておけば不便はありません。
千日のブログには『横領、着服、不正』というカテゴリーがありますけど、結局これらは『社会経済ニュース』なので吸収させる事にしました。
それにね、検索ワードを見てるとガチでバレない横領方法を探してるっぽい人かやって来るんですよね。アハハ。
カテゴリー単位で外に出すパターン
メインサイトに同系統のカテゴリーが無い場合は、これも特化ブログにしてしまいます。一気に移さないで、1記事づつ、初めて書いたペースよりゆっくり移して行きます。
サテライトサイトとして積極的に集客に繋げるというよりは、メインサイトの陳腐化を抑える面が強いですね。
しかし、今後メインサイトで同様に更新されないカテゴリーが出て来た時には、このサイトを受け皿にしていこうと思います。
難波メンズエステのカテゴリーは離婚騒動が収束してからは更新する機会が無く一年以上そのままになっています。初期の記事には思い入れもあって消してしまうには偲びないので(^_^)a
まとめ
いかがでしたでしょうか。以下のようなブログになるはずです。
- 記事単位では、古い上質な記事はサテライトに移り外から支援する
- カテゴリー単位では、全てのカテゴリーが最近更新された動的なサイト
まさに珠のような完璧なブログになって行くはずです。しかも、時代を反映して変化し続ける。千日のブログはこういうサイトを目指します。
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