ブログで日本人的な謙遜は損です
どうも千日です。初心者のブログ戦略シリーズ43です。ブログ内のキーワードについて、日本人特有の謙遜は時としてマイナスに働くということを注意喚起したいと思います。
アメリカ人の謙遜と日本人の謙遜は表現方法が違う
日本人の謙遜はアメリカ人のそれと違うのです。言葉としてはあります。『謙遜』=modestyです。
しかしアメリカをはじめとする英語圏の人はmodestyを表現する際に
- 出来るのに出来ないとは言いません
- 分かるのに分からないとは言いません
- 自らを愚かだとは言いません
自分がそう思っていない限りは。
アメリカをはじめとする英語圏の人にとっての『謙遜』は日本語ではどちらかというと『控え目』という言葉が当てはまるのではないでしょうか。
彼らは全く反対の言葉を用いて『控え目』さを表現することはしません。
Googleの検索ロボットをアメリカ人だと思ってみて下さい。
つまり、何が言いたいのかというと、日本人の我々が謙遜して表現したブログのキーワードは、表面的な意味のまま検索ロボットに解釈されてしまう可能性があるということです。
皮肉と日本人の謙遜の表現上の類似点
『皮肉』=ironyとは、相手の弱点を突く意地悪なメッセージを、敢えて反対の言葉を用いる方法で真意を表現することですね。賢明な読者様ならこの定義を見て何か気付かれたかもしれません。
構造的に『日本人の謙遜の表現』と『万国共通の皮肉の表現』は酷似しているんです。メッセージの真意が正反対なんですけど、表現のメカニズムがほぼ同じです。
例えば…
あなたがある重要なテーマについて価値ある前向きなブログを書いたとします。
しかし、つい照れ臭さから日本人的な謙遜を効果的なポイントに挿入しました。
日本人的なメンタルの想定されていない検索ロボットは、どのように解釈するでしょうか?
重要なテーマについての価値ある前向きな意見に対する皮肉を含んだブログ。
このように解釈されても文句は言えないのかもしれませんよ。
自分のブログの検索ワードを知る
心当たりのある人は一度、自分のブログに検索で流入する人達が打ち込んだ検索ワードを調べてみる事をオススメします。GoogleウェブマスターツールではGoogleアカウントさえあれば無料で自分のサイトにランディングする人の検索ワード、件数を記事毎に確認することが出来ます。
これで調べてみて、不本意なキーワードがあるならば、記事の書き方を見直した方が良いかもしれません。不本意ということは真意じゃないということですからね。
ブログの読者は日本人、検索エンジンはアメリカ人
ブログの読者はほとんどが日本語を母国語とする日本人です。ですから日本人に好感を持たれるように書くのがセオリーです。
また、根っからの日本人で良識ある大人であれば、インターネットに公開する文章では普段友人と話す時よりも、へり下って書くのが普通だと思います。
対読者という側面で、このやり方に間違いはありません。
しかし、アメリカ人である検索ロボットに対しては?というと、日本人的な謙遜は自分の真意通りには伝わらない可能性があるということです。
そんな検索なんかよりも自分が納得する言葉で記事を書きたい。
それも一理あります。
しかし、ただ照れ臭いという気持ちから謙遜したいだけならば、逆の言葉で表現する以外にもあなたの控え目さ、謙虚さを表現する方法はあるのです。
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