2016年8月28日日曜日

ブログはカテゴリーを意識して書くことでネタ切れを防ぐ

ブログを始めてから少し経つと誰もが一度はネタ切れに苦しみます


どうも千日です。今日はブログのネタ作りのコツについてです。何でもいいから何か書けと言われたら書けないことは無いんでしょうが、それではモチベーションが上がりませんよね。

とにかく何か書く、そんなの楽しくない
だいたいそんな記事を誰が読むの?
そうやって、ネタ切れに苦しみ、今までは楽しかったブログの執筆が苦痛に変わる。

それでは本末転倒です。

そういうネタ切れ病への処方箋になれば幸いです。


何がブログのネタになるのか?

仕事でもそうなのですが、頭で考えたことを企画書として文章にしたり、同僚と協議しているうちに閃くことがありますよね。ここは、千日の頭の中の会話形式で進んで行きます。

…………

私A「人はPCの前に座る時、何か調べ物をしようとしてるんだよ。誰もが不便に思っているんだけど、なおかつその不便さに気付いていないモノって何だろう」

私B「それがわかれば天才だろ。それに何が悲しくて休みの日までそんな仕事みたいなことせにゃならんの」

私C「こうゆうのはどう?」


  • テーマを決める(カテゴリーになるようなものがベター)
  • 書く情報は広く知られているモノでも可
  • それを自分の言葉で楽しんで書く

私A「情報にはある程度のレア度が必要ではないかな?」


私B「レアな情報がお前に入って来るか?社内のゴシップもカヤの外だろ」

私A「失敬な、それは興味が無いだけだ」

私C「要は、ブログの軸を決めるんだよ。何について書くかを決める。『何について』というのが、思考の交通整理になるんだ。」


私B「しかし、どんなテーマを軸にするんだよ。抽象的すぎて提案の体を成して無いぞ、適当なお前の性格が出てるな」

私A「そうだそこが一番の肝だろう」

私C「適当なのは認めるけどサ、テーマは自分の中にしかないんだよ。それがオリジナリティなんだ。テーマが決まれば後は書いて書いて書きまくる。」

  • 自分の体験をトコトン掘り下げる
  • 日常を角度を変えて面白くする

………

カテゴリーを決めて、ネタ作りの思考を交通整理する


ネタ作りは自分独りの作業です。完全に自由です。この完全に自由というのが、実はネタ切れの原因なんです。

何でもいいというのが、実は一番難しい


家でこんな会話が無いですか?

妻『今日は何が食べたい?』
千日『何でもいいよ、ハニーが作ったものなら何でも美味しいからね』
妻『何でもいいというのが、主婦としては一番困るのよね』

少し脚色しましたが(笑)『夕食に何を作るか?』というような簡単なことでも、何か方向性を決めてもらいたいと思うんです。

千日『じゃあハンバーグ』
妻『下ごしらえが大変だからダメ、それじゃ今日は肉ジャガね』

結局、答えたところでその通りにはならないという、あるあるネタです。

しかし、ハンバーグと肉じゃがは材料が似てますよね。

ハンバーグという肉料理を提示されたことで、妻の頭の中で材料とその工程がイメージ出来て、何を作るかという意思決定の道筋になったんです。

ブログのテーマを決めるということは、料理でいうところの『肉料理』という道筋を作ることに似ています。

カテゴリー別に記事を書くことはSEO上も有利


これは簡単なことです。Googleは以下のどちらのサイトがユーザーにとって使いやすいと思うでしょうか?


  • 雑多な記事が書いた順番に積み上げられている
  • カテゴリーごとに関連記事が積み上げられている

ネタを考えるときは、今日はどのカテゴリーを書こうか?という思考を取るようにすると、ネタ切れになることを未然に防ぐことが出来ます。マンネリになってきたら、新しいカテゴリーに挑戦します。

そうやって、千日は今のところ1年間ほぼ毎日更新してますヨ。書く時間が無くて休んだ時はありますが、書くネタが無かったことはありませんでした。

是非お試しあれ。

以上、千日草のブログでした。

2016年8月21日日曜日

カテゴリーページにアドセンスを載せると意外にクリックされますよ

トップページとカテゴリーページも意外とイケますね


どうも千日です。はてなブログの通常の編集機能では、トップページやカテゴリーページにアドセンス広告を貼れないようになってますね。

ちょっと前でしたけど、Googleアドセンスからメッセージが来てて、ナニかな?と開いたら、『カテゴリーページに広告を掲載すると収益が最大15%アップしますよ』ということでした。

それを見て千日、ハア?と思いましたよね。

だってカテゴリーページを開く人って多分『もっと千日の記事を読みたい!』て思ってる人じゃないですか。

そんな人は広告には興味無いでしょ
記事を選ぶのに邪魔なだけでしょ
そもそも、カテゴリーページなんてあんまり表示されてないしサ

なので、長い間無視してたんですよ。今思えばもったいないことをしたなあと思います。

検索で来る人にとっては記事も広告も大差無い、こともある


検索で来る人って何かの目的なり、問題を抱えて来る訳です。

その目的を達成出来る手段
その問題や悩みを解決する手段

コレを提供してくれるのであれば、ブログの記事だろうと広告の先にある企業のサイトだろうと、どっちでも良いんですよ。

もちろん、広告の方は利用すればお金がかかることはユーザーは分かってますよね。

ある程度の出費を覚悟している人
およそ幾らかかるのか知りたい人

これらの人は広告をクリックします。価格の情報なんかは、広告の先にあるサイトの方が、ユーザにとっては信頼できる有用な情報です。

カテゴリーページと同列に広告が並んだ時に、広告の方がより役に立ちそうだと判断すれば広告をクリックするでしょうし、カテゴリーの記事の中により興味を惹く記事があれば記事をクリックするでしょう。

それだけのことです。

カテゴリーページを訪れる人はかなりアツい見込み客です


おそらく検索でいきなりカテゴリーページに来るケースは少ないでしょう。まずは普通に記事を読む人が大半だと思います。そして、カテゴリーページに来る人というのは、そのキーワードへのニーズが高い人(アツい見込み客)ではないでしょうか。

もっと、もっと情報が欲しい。

このように考えている可能性が高いです。ということは、広告をクリックした後、さらにその先の企業のサイトでいろんなメニューを閲覧し、成果を発生させるようなアクションを起こす可能性が高いですよね。



スマートプライシングって知ってますか?


スマートプライシングとは、クリックがビジネスの成果(オンラインでの売上、登録、電話での問い合わせ、予約申し込みなど)に繋がる可能性が低いと判断されるとそのページでの入札単価が引き下げられる、Googleの機能です。

スマートプライシング

つまり、広告をミスクリックして『あ、間違えた』という感じで広告から直帰してしまう人に沢山クリックされると、全体的なクリック単価が下げられてしまうということです。

逆にアツい人に多くクリックされるということは、全体的なクリック単価を押し上げる方向に働きます。

カテゴリーページにアドセンス広告を配置するということは、アツい見込み客が広告をクリックする機会を増やすということです。

特にニーズの高い人がカテゴリーページを訪れる
現に自分のサイトでカテゴリーまで来るということは広告の先でも色々なメニューを開く可能性が高い
広告をクリックした後、また自分のサイトに戻ってくる可能性も高く、帰ってきた時に表示された別の広告をクリックし、その先でまた成果を発生させる可能性が高い
このように考えられませんか?

だとすると、カテゴリーページにアドセンス広告を貼っていないというのは、結構な機会損失を招いているということです。

もちろん、サイトによってその効果は違うと思いますが、損はしなさそうですよね。

まとめ


どの位クリックされるかというのも気になるかと思いますけど、元々のアクセス数やブログで取り扱う情報にもよると思います。

いずれにせよ、貼るだけならタダですし、クリック単価も上がる方向に作用しますので、やってみて損は無いですよ。

以上、千日草のブログでした。 

2016年8月7日日曜日

ブログの文章で謙遜すると検索順位が下がりますよ

ブログで日本人的な謙遜は損です


どうも千日です。初心者のブログ戦略シリーズ43です。ブログ内のキーワードについて、日本人特有の謙遜は時としてマイナスに働くということを注意喚起したいと思います。


アメリカ人の謙遜と日本人の謙遜は表現方法が違う


日本人の謙遜はアメリカ人のそれと違うのです。言葉としてはあります。『謙遜』=modestyです。

しかしアメリカをはじめとする英語圏の人はmodestyを表現する際に

  • 出来るのに出来ないとは言いません
  • 分かるのに分からないとは言いません
  • 自らを愚かだとは言いません

自分がそう思っていない限りは。

アメリカをはじめとする英語圏の人にとっての『謙遜』は日本語ではどちらかというと『控え目』という言葉が当てはまるのではないでしょうか。

彼らは全く反対の言葉を用いて『控え目』さを表現することはしません。

Googleの検索ロボットをアメリカ人だと思ってみて下さい。

つまり、何が言いたいのかというと、日本人の我々が謙遜して表現したブログのキーワードは、表面的な意味のまま検索ロボットに解釈されてしまう可能性があるということです。


皮肉と日本人の謙遜の表現上の類似点

『皮肉』=ironyとは、相手の弱点を突く意地悪なメッセージを、敢えて反対の言葉を用いる方法で真意を表現することですね。

賢明な読者様ならこの定義を見て何か気付かれたかもしれません。

構造的に『日本人の謙遜の表現』と『万国共通の皮肉の表現』は酷似しているんです。メッセージの真意が正反対なんですけど、表現のメカニズムがほぼ同じです。

例えば…

あなたがある重要なテーマについて価値ある前向きなブログを書いたとします。
しかし、つい照れ臭さから日本人的な謙遜を効果的なポイントに挿入しました。

日本人的なメンタルの想定されていない検索ロボットは、どのように解釈するでしょうか?

重要なテーマについての価値ある前向きな意見に対する皮肉を含んだブログ。

このように解釈されても文句は言えないのかもしれませんよ。


自分のブログの検索ワードを知る


心当たりのある人は一度、自分のブログに検索で流入する人達が打ち込んだ検索ワードを調べてみる事をオススメします。GoogleウェブマスターツールではGoogleアカウントさえあれば無料で自分のサイトにランディングする人の検索ワード、件数を記事毎に確認することが出来ます。

これで調べてみて、不本意なキーワードがあるならば、記事の書き方を見直した方が良いかもしれません。不本意ということは真意じゃないということですからね。


ブログの読者は日本人、検索エンジンはアメリカ人


ブログの読者はほとんどが日本語を母国語とする日本人です。ですから日本人に好感を持たれるように書くのがセオリーです。

また、根っからの日本人で良識ある大人であれば、インターネットに公開する文章では普段友人と話す時よりも、へり下って書くのが普通だと思います。

対読者という側面で、このやり方に間違いはありません。

しかし、アメリカ人である検索ロボットに対しては?というと、日本人的な謙遜は自分の真意通りには伝わらない可能性があるということです。

そんな検索なんかよりも自分が納得する言葉で記事を書きたい。

それも一理あります。


しかし、ただ照れ臭いという気持ちから謙遜したいだけならば、逆の言葉で表現する以外にもあなたの控え目さ、謙虚さを表現する方法はあるのです。

以上、千日草のブログでした。

2016年8月3日水曜日

就職活動の自己分析と面接・小論文対策にはブログがオススメです


ブログと就職活動のプレゼン能力の類似点


どうも千日です。
これから就職活動を控えた学生、転職でエントリーシートとにらめっこしている人にお勧めしたいのがブログの執筆です。

ブログは学生でも主婦でもプロや企業のサイトと完全にフラットな条件でアクセス争奪に参加出来る、いまどき珍しくフェアな土俵なんです。


ブログによってブラッシュアップされる自己分析力


ブログは公開された日記です。日記に自分の考えを書く訳です。その日あった出来事を写真付きで紹介するだけの芸能人のようなブログでは、当然人は集まりません。

どんな日記が読まれるか?要するに面白い日記なんですけど『面白い』という雑な表現を噛み砕くと以下のような日記です。

深く洞察している
切り口がユニークで興味深い

例えば『夜中に流れるホラー映画のCMに腹が立った』という出来事について、単純にその出来事とビックリした事を書いただけでは、あんまり見向きされません。

何故自分は腹が立つのか?
腹が立つのは怖いから
所詮テレビCMなのは分かっているのに何故怖いのか?
そんな自分にとって有害なCMがなぜ成り立っているのか?
こういう掘り下げのトレーニングになるのです。そうやって掘り下げて文字にして行くうちに、自分が何者なのか?ということが分かってきます。

自分探しに留学などする必要はありません

ブログで十分です。

また、読まれる(公開する)事を前提に書く文章を書く過程で、自分が人にどう見られたいか?という欲求にも直面します。

書いているウチに書くまでは思いもつかなかったようなユニークな視点を手に入れる事も出来るようになって来ます。

ユニークな視点は先天的なセンスではなく日々の事物を観る時の解像度を上げる事でも手に入れる事が出来るんです。これを千日は『ブログ脳』と呼んでいます。

ブログ脳は日々ブログを書き続ける事で自然と鍛えられます。

例えば『男性にとっては物心付いた時から慣れ親しんだモノは、女性にとってはタマにしか見ない不思議なモノだ』というネタは、こういったブログ脳から産まれます。


ブログによってブラッシュアップされるプレゼン能力


個人の日記にどれだけ読者を呼び込めるか、すなわちアクセス数を増やせるか、という事は就職活動のプレゼン能力に直結します。

ブログは文章です。ブログで自分を知らない人を文章だけで引きつける事が出来るなら、面接で話す内容、小論文の内容は他のライバルよりも頭一つ抜けることでしょう。

美男美女は面接官のウケが良い。コレは間違いない事実です。しかしプレゼン能力があればビジュアルのハンデは意外性というプラスの方向に働きます。

プレゼン能力と言えば、とかく話し方、発声、表情などという面が強調されますが、それだけじゃないですよ。言ってる内容がちぐはぐなら、逆に立て板に水の話し方の上手さが悪目立ちするものです。

企業は自分の考えを持ち、それを論理的に表現出来る人材を求めている


調子のいいヤツじゃありません。

検索で読まれるブログは、タイトル(主題)にマッチした内容で論理的に構成されています。奇をてらった物である必要はありません。

日々鍛えられた『ブログ脳』によって書かれた文章は、解像度が高いのであなたにとっては『ごく当たり前』の事でも十分にプレゼンテーションとなるんです。


小論文に直結するスキル


だいたい小論文の文字数は400字詰めの原稿用紙2枚です。
検索に強いとされるブログの文字数は1,000文字です。

ブログを書き慣れていれば、小論文の文字数なんて楽勝です。むしろ、短くまとめるようにしないといけないほどですね。ちなみにちょうどここまでで1,424文字です。

《因みにブログでは詩的な文章や文学的な文章がウケる側面もありますが、就職活動でウケるのはこの千日のブログのような書き手の色の薄い文章です。》

企業が小論文を課す理由は前述した通りですが、もう少し言うと、口下手でグループディスカッションなどで埋没してしまいがちな能力のある人材を見逃さない為です。

口下手だと自覚している人は、小論文に重きを置く企業に的を絞るのも良いかもしれませんね。

以上、千日草のブログでした。