クリスマスイブの出来事
これまでのあらすじふらりと吸い込まれた難波メンズエステ リラクゼーションリンの美人セラピストに鼻の下を伸ばし、一時は妻から離婚を切り出された私は、キッカケとなったゴールド缶を巨悪でないものから奪還し、妻への愛を証明すべくケーキとともに家路を急いでおります。
イブの阪神百貨店梅田店はさながら満員電車のような賑わいです
私はケーキがぶつけられないように細心の注意を払い、家路につきました。
写真自体は千日前の美園です。イメージってやつですね。この風景はザ•昭和という感じで好きです。
今年のクリスマスはウチにステイしている留学生の男の子も合わせ3人、いつもより少し賑やかです。食事を済ませケーキの点灯式、時は満ちたり!
私「ジャーン、ゴールド缶返して貰っちゃった、えへへ」(仕事そっちのけでイメトレした台詞です)
しかし表情を変えない妻、その隣で留学生の彼がニヤニヤ…。
さては(留学生の彼がブログを妻に…?)ブルータスお前もか、その自慢のiPhone6を買い与えたのは…妻でした。
妻「そんなもの、持って帰ってどうするの。なにか仕掛けられてたら怖いじゃない?」
ブルータス「兄さん中を見た方がイイよ」
今ならこの展開に不自然さを感じるのですが、私はすっかりテンションが下がり、ゴールド缶の蓋を渋々開けると…
中から出て来たのは、妻からのクリスマスカードでした
(ははーん、グルになって私を泣かせようとしてるな)
角ばった右肩上がりの女らしさのカケラもない文字…妻はそれを恥じて私が代筆することが多く、彼女の肉筆を見るのは随分久しぶりでした。
顔を上げると妻の驚いた顔。そしてなぜかブルータスの目が真っ赤です。
私「泣くなよ、お前関係ないだろ、泣くほど羨ましいか?私の妻だ」
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