2016年5月16日月曜日

夫婦でリラクゼーションリンへ 雨降って地固まる 体験記8

再びリラクゼーションリンへ


これまでのあらすじ

ことの発端はクリスマス前に遡ります。難波メンズエステ リラクゼーションリンの美人セラピストに鼻の下を伸ばした私が妻から離婚を切り出され、その後愛を取り戻すまでの夫婦再生ドキュメント(夫婦喧嘩シリーズとゴールドGeorgia奪還シリーズをお読み下さい。10分で読めます。


車中での会話


ブルータス「お兄さん、リラクゼーションリンは難波にあるの?」

危うくハンドルを取られそうになりました


私「今は運転中なんだから」(余計なことを…)

ブルータス「私は一度行ってみたいです」

危うく急ブレーキを踏みそうになりました

私「ブルータスにはまだ早いよ、学校卒業したらね」

妻「私も行ってみたいな」

メーデー!メーデー!緊急事態発生です。


私A「おい、まずいぞ。私は知らん。どうするんだ?」

私B「いや俺たち一人だから」

私C「それを言ったら…てか、イイじゃん。連れて行こうよ」

私AB「なんだって⁈」

そして、二人を連れて行くことに…
しかし、ブルータスはまだ高校生です。良いんでしょうか?

さて、
そうと決まれば車はUターンです。思えば好奇心旺盛で年頃のブルータスが私のこれまでのブログを読んで、件の美人セラピストに興味を持たない訳が無いのです。
また、妻にしても夫が「ボンドガール」なぞともてはやす謎の女性について、「ナンボのもんやねん」とジェラシーとライバル心を燃やすのは当然のことでしょう。
自分の招いたことです、しょうがないです。腹をくくりました。折しも年の瀬ですし、ここらで大掃除です。

私「行くのはいいけど、ブルータスはまだ早いんじゃないかな〜?」

ブルータスは妻の方を見ます。

妻「ブルータスが入れないような店なの?」

早くも墓穴を掘りました。

私「いや、例えばシガーバーに子供が行くとお店に迷惑じゃない?」(腹をくくったと言いつつ最後の抵抗を試みます)

ブルータス「私は子供じゃないです」(心外だったようです)

妻「私は店が見たい、見てから考える」

私ABC「見たいのは店じゃないでしょ」

その後、私と私ABCは様々なしゅみれーしょんを試みますが、妻がリラクゼーションリンの扉を入った所から、視界がホワイトアウトしてしまいます。

どうなるんでしょうか?

妻「ねえ、どうやってゴールド缶が見つかった時に連絡取ったの?連絡先の交換をした?」
…?
あぁ、そうゆうことね!

妻は私が難波メンズエステ リラクゼーションリンの女性セラピストと個人的に連絡先を交換してるのではないか、という疑いを持っていたのです。

んなわけありません。

しかし、既に疑いを抱いてしまった以上は、携帯をいくら見せて事情を説明した所でそれが消えることはないでしょう。

今度こそ腹をくくりました。

それにしてもリラクゼーションリンの彼女にとっては迷惑な話ですよね。

まあいいか(汗

連絡先を交換せず、どうやってゴールド缶が見つかったことを確認したかといいますと、ブログのコメント機能を利用したのです。

これもブログに書いて置けばよかったですが、当時はそんな余裕はありませんでした。

一応そのことを妻に説明しましたが、これまでブログを書くことはおろか、読むこともなかった妻には「何それ?」というリアクション。

ただならぬ妻の表情を見て、一週間前の私Cの提案を私ABが責め立てる間もなく、事は進んで行きます。

なんだかんだで、どうなった?


かくして、難波メンズエステ リラクゼーションリンの彼女は奇妙な組み合わせの3名団体客をにこやかに迎え入れました。

女性「いらっしゃいませ、、あれ?」

私「あはは、こんちわ、妻です」

女性「どうもはじめまして、そちらはもしかしてブルータス君?」

ブルータス「…」

ブルータスは借りてきた猫のようにおとなしくなっています。(結局お前は何をしたかったんだよw)

私「ええまあそうです、3人、大丈夫ですか?」

女性「ごめんなさい、今日は予約がいっぱいで…一人なら30分コースで私が出来るんですけど」

なんと、神様ありがとう!帰る口実が出来ました。それに、ビジネスは順調なようです。

妻「じゃあ、私だけお願いしようかな、二人はその辺の喫茶店で待っててくれる?」

なんですと?なんですと?

ブルータスは言われるがままです、もうそそくさと靴を履いております。

私はというと、私に何が出来たでしょう?「うん、じゃあゴニョゴニョ」後半は何を言ったかよく覚えてません。結局同じように靴を履いて外に出て来てしまいました。

それからの30分は喫茶店に行く気にもならず、店の前の交番の隣でブルータスと二人で突っ立って待ちました。本当に長い時間でした。

私「結局お前は何がしたかったの?」

ブルータス「お兄さんはあの人とどうしたかったの?」

質問に対して質問で返すとは卑怯ナリ

出て来た妻は何か吹っ切れたような表情でした。

私「どうだった?」

妻「どうって、何が?」

質問に対して質問で返すとは卑怯ナリ

その後、妻に根掘り葉掘り聞いてみても、あの30分の間に何があったのか、何を話したのか、全く聞き出すことは出来ませんでした。

私はというと、もしや元旦にサイン済の離婚届を突きつけられるのではないかと…まさか縁起でもない。

お詫びとしまして
難波メンズエステ リラクゼーションリン
大阪市中央区難波千日前11-28

以上、千日草のブログでした。


2016年5月9日月曜日

難波メンスエステ 中年夫婦のクリスマスイブ 体験記7

クリスマスイブの出来事

これまでのあらすじ

ふらりと吸い込まれた難波メンズエステ リラクゼーションリンの美人セラピストに鼻の下を伸ばし、一時は妻から離婚を切り出された私は、キッカケとなったゴールド缶を巨悪でないものから奪還し、妻への愛を証明すべくケーキとともに家路を急いでおります。

イブの阪神百貨店梅田店はさながら満員電車のような賑わいです

私はケーキがぶつけられないように細心の注意を払い、家路につきました。

写真自体は千日前の美園です。イメージってやつですね。この風景はザ•昭和という感じで好きです。

今年のクリスマスはウチにステイしている留学生の男の子も合わせ3人、いつもより少し賑やかです。食事を済ませケーキの点灯式、時は満ちたり!

私「ジャーン、ゴールド缶返して貰っちゃった、えへへ」(仕事そっちのけでイメトレした台詞です)

しかし表情を変えない妻、その隣で留学生の彼がニヤニヤ…。
さては(留学生の彼がブログを妻に…?)ブルータスお前もか、その自慢のiPhone6を買い与えたのは…妻でした。

妻「そんなもの、持って帰ってどうするの。なにか仕掛けられてたら怖いじゃない?」

ブルータス「兄さん中を見た方がイイよ」

今ならこの展開に不自然さを感じるのですが、私はすっかりテンションが下がり、ゴールド缶の蓋を渋々開けると…

中から出て来たのは、妻からのクリスマスカードでした


(ははーん、グルになって私を泣かせようとしてるな)

角ばった右肩上がりの女らしさのカケラもない文字…妻はそれを恥じて私が代筆することが多く、彼女の肉筆を見るのは随分久しぶりでした。

顔を上げると妻の驚いた顔。そしてなぜかブルータスの目が真っ赤です。

私「泣くなよ、お前関係ないだろ、泣くほど羨ましいか?私の妻だ」

以上、千日草のブログでした。

2016年5月2日月曜日

リラクゼーションリンに再訪 体験記6

難波メンズエステ リラクゼーションリンに再訪


これまでのあらすじ

ふらりと吸い込まれた難波メンズエステ リラクゼーションリンの美人セラピストに鼻の下を伸ばした私が一時は離婚を切り出された妻への愛を証明する試練として、そのキッカケとなったゴールド缶を取り戻す旅には…、さすがに出なかった話です。


列車に揺られる私の手の中には、あのゴールドGeorgiaが握られています。


彼女が隠した場所には、前日にお店を辞めたセラピストの私物が置いてありました。

別のセラピストがそれを返すために紙袋に入れた際、ゴールド缶も入れてしまったところがバックオフィスの監視カメラに映っていたそうです。(こんなものの為にカメラまで見てくれるとは!)

その後紙袋は男性スタッフの車のトランクへ、そして辞めたセラピストに届けられたそうです。

しかし、車の揺れで紙袋が倒れた際にゴールド缶が転がり出てトランクの隅に留まったため、紙袋を取り出すときに気付かれることなく、本日未明、トランクから発見されたのでした。

まさに、コーヒー缶が円筒型として誕生した時から、このゴールド缶が私のもとに返って来ることが運命づけられていたかのような予定調和です。

そして何よりも、まさにお店総出で、ここまでの捜索をしてくれたのでした。

ありがとうございます!


私A「彼女最後に『これでお別れですね』ってジッと私を見つめて来たんだよなあ…堪らんよ!」

私B「まさにボンドガール…!本当良いオンナだったよな」

私C「さあ家に帰ろう」


さて、
ゴールド缶は昨日、多分誰も開けないであろう所(趣味のアクアリウム道具入れ)に隠しました。

ケーキの引き換え券は昨日のうちにスーツのポケットに入れております。

ぬかりなし!


あとは、入念なしゅみれーしょんです。
私「ほら、あのゴールド缶返して貰っちゃった。えへへ。」

妻(涙)「スゴイ!惚れ直しました。こんな私と結婚してくれてありがとう!」

私ABC「それは最もありえない」

以上、千日草のブログでした。